皆様は、年賀状の準備はお済みでしょうか?もう今年も残すところ10日を切ろうとしております。
ここから、もっと早くあわただしくなっていきそうですね。
さて、写真は、一宮市の木造の新築住宅の建築現場での地盤補強工事の準備の様子です。
機材を搬入して作業の準備に取り掛かるところです。
今回は「エコジオ」という工法を採用しております。特殊な機械で竪穴を掘り、そこに天然の
砕石を投入して、特殊な機械で締固め、地中の縦状に砕石の柱をつくるものです。
詳しい、説明は「エコジオ工法」https://www.ecogeo.gr.jp/で検索して頂くとよく分かりますが、簡単なメリットとしては、①使用材料は天然砕石のみという事で、環境負荷がないという事。②天然砕石のみなので、将来にわたって、セメント系の柱状改良や、鋼管杭などの環境汚染もなく、将来撤去する必要もありません。これが、セメント系の杭や、鋼管杭ですと産業廃棄物になってしまうので、撤去しないと売却時にも土地の評価が低くなってしまいます。将来の家屋を解体する際にも撤去の必要性はありません。一般に、解体工事の時の費用はこの杭の撤去費用は別途工事になります。
通常の標準工事内には含まれません。厄介な事に、このパイル撤去には、結構な費用が掛かるそうです。
ですので、この砕石パイル工法ですと、撤去する必要はありませんので、お財布にも優しいという訳です。
また、将来建て替えがあっても、同程度の建物であれば、地盤改良の必要はありません。
③孔を掘ると土が発生して、残土処分が心配なところですが、特殊な機械と工法によって、発生残土もほとんどありませんので、工事の手間も掛からず、費用が抑えられ、コスト削減にもなります。
続きは、次回のブログでご紹介いたします。